締切時刻は各工程のプロパティで設定します。"案件到達から12時間以内に終わらせる" や "回答希望時刻に書かれている時刻までに終わらせる" といった様々な設定が可能です。締切時刻は必ずしも設定する必要はありませんが、作業担当者の[マイタスク]で一覧されるため、案件滞留の発生確率低減に貢献します。
1. 締切時刻を選択する (任意)
- a. 工程到達からの経過時間
- 数値と単位(分/時間/日/箇月)で指定します(例:[トークンが到達した時]から[1][日]後)
- b. 案件発生からの経過時間
- 数値と単位(分/時間/日/箇月)で指定します(例:[プロセス開始日時]から[7][日]後)
- c. 日付型/日時型の業務データ
- 日付型/日時型データ項目に入力されている日付や時刻を基準にして指定します(例:"締切希望時刻")
- 日付型データ項目は、入力されている日付の 00:00 が基準となります
- 「その日の終わり」が締め切りとなるよう「1日後(24時間後)」がデフォルト設定となっています。
- 複雑な演算が必要な締切時刻は EL式で設定します
- [式]のトグルスイッチをオンにすると、現在の設定が EL式として表示され、編集できます
R2271: EL式による日付日時としての出力(データ設定式)
データ項目: 日付型
データ項目: 日時型
BPMN アイコン: ヒューマンタスク
2. 締切時刻を迎えた際の挙動を設定する (オプション)
- a. 全体工程を終了させる
- 締切作動を "ON" に設定し、[境界イベント]から[終了イベント]に接続します
- b. 次の工程に進める
- 締切作動を "ON" に設定し、[境界イベント]から下流工程に接続します
- 締切時の自動作動設定は、処理担当者の入力を待たずに強制的に進捗させるオプション設定です
- BPMN では[タイマー境界イベント]と呼ばれ、締切時刻に "タイマー" が作動します
BPMNアイコン:ヒューマンタスク
BPMNアイコン:タイマー境界イベント
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。