締切時刻は各工程のプロパティで設定します。"案件到達から12時間以内に終わらせる" や "回答希望時刻に書かれている時刻までに終わらせる" といった様々な設定が可能です。締切時刻は必ずしも設定する必要はありませんが、作業担当者の[マイタスク]で一覧されるため、案件滞留の発生確率低減に貢献します。
1. 締切時刻を選択する (任意)
- a. 案件発生からの経過時間
- 分単位で指定します(例:120分 [2時間]、1440分 [1日])
- b. 工程到達からの経過時間
- 分単位で指定します(例:120分 [2時間]、1440分 [1日])
- c. 日時型の業務データ
- 日時型もしくは日付型データ項目に入力されている時刻 (例:"締切希望時刻")
- 経過時間を設定する場合1~1000000分の制限があります
- "日付型データ" が締切時刻として設定された場合、その時刻は "23:59" になります
- 複雑な演算が必要な締切時刻は[サービスタスク]や[スクリプトタスク]等の自動工程が必要になります
R2271: EL式による日付日時としての出力(データ設定式)
BPMN アイコン: 日付型
BPMN アイコン: 日時型
2. 締切時刻を迎えた際の挙動を設定する (オプション)
- a. 全体工程を終了させる
- 締切作動を "ON" に設定し、[境界イベント]から[終了イベント]に接続します
- b. 次の工程に進める
- 締切作動を "ON" に設定し、[境界イベント]から下流工程に接続します
- 締切時の自動作動設定は、処理担当者の入力を待たずに強制的に進捗させるオプション設定です
- BPMN では[タイマー境界イベント]と呼ばれ、締切時刻に "タイマー" が作動します
BPMNアイコン:ヒューマンタスク
BPMNアイコン:タイマー境界イベント
A. 自動処理工程の締め切り
自動処理工程の締切時刻は、データ設定式(参照式)にて設定します
R2271: EL式による日付日時としての出力(データ設定式)
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