Webフォーム開始の仕組みである[メッセージ開始イベント(フォーム)]を先頭に配置すれば、公開Webフォームに入力がある度に、新案件が自動的に起動されるようになります。例えば、一般公開されている "問い合わせ" に1件入力があれば、問合対応案件が1つ生成されます。
1. フォーム開始の活用シーンについて、概要を理解する
- a. 社外起動
- 問い合わせフォームをホームページに埋め込み、入力内容を直接ワークフローに流す
- b. 社内起動
- 内部告発を受け付けるURLを公開し、匿名投稿をワークフローに流す
2. 表示されないデータ型について理解する
- a. ユーザ型データ
- 選択候補として組織内のユーザ情報が表示されるリスクがあるため表示できません
- b. 組織型データ
- 選択候補として組織内のグループ情報が表示されるリスクがあるため表示できません
- 選択肢型データを表示する際は、選択肢一覧そのものが機密データでないことを確認する必要があります
3. 開始フォームを公開する
- a. ホームページに埋め込む
- HTMLタグ "iframe" で[フォーム開始]のURLを記載します
- b. メールで配信する
- [フォーム開始]のURLを記載します (短縮URLも有効です)
- URL は稼働バージョンのプロパティから確認します
- "{YOUR_DOMAIN}/System/Event/MessageStartForm/{アプリID}/{ノード番号}/{key}/view" の形式となります
- APIキーの値は半角英数 / 最大100文字で設定できます
- セキュリティの観点から自動で生成されるランダムな文字列の利用が推奨されます
- システムアカウント全体の制限により自動開始されない可能性があります
<iframe src="https://sample.questetra.net/System/Event/MessageStartForm/805/6/uqMGZ5R6SxlfEaVBC5iwQoth2LckQRlE/view" height="500" width="965" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" align="middle">読み込み中</iframe>
チュートリアル: 公開フォームを作成しよう(基本編)
R2181: フォーム開始のエラー通知
R2200: フォーム開始時の入力画面
R2170: 新規案件の起動数制限
BPMNアイコン:メッセージ開始イベント(フォーム)
A. フローの途中でWebフォーム入力を待ち受ける
- フロー途中に[受信タスク(フォーム)]を配置する
何らかの方法で "アクセスURI" を通知する必要があります - API Key を設定する
案件データを参照する形で指定します - 遷移先を設定する(オプション)
Webフォーム入力後の遷移先URLを指定します - 締切時刻を設定する(オプション)
自動工程に[境界イベント]が表示され、タイムアウト時のフローを定義できるようになります
- 多くの場合[メッセージ送信中間イベント(メール)]とセットで配置されます (アクセスURIの通知)
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