HTTPリクエストイベント[メッセージ送信中間イベント(HTTP)]をフロー図の途中に配置すれば、案件の到達と同時に自動的にHTTPリクエストが送出されるようになります。リクエスト内に上流工程で入力された業務データを埋め込む事も可能です。例えば "気象情報を記入する日報プロセス" で天気情報を自動取得させる事ができます。
1. HTTPリクエスト送信の活用シーンについて、概要を理解する
- a. 外部データの取得
- 外部サイトからデータを取得する (例:"天気情報の取得"、"為替情報の取得")
- b. 外部へのデータ送信
- 基幹システムへデータ送信(REST通信)する
- c. 他のアプリへのデータ送信
- 他のワークフローアプリへデータ送信する(例:"新規開始された下流プロセスに業務データを引き継ぐ")
- 他のアプリを「新規開始」する場合は[サービスタスク(子プロセス開始)]を利用します
2. HTTPリクエスト送信を設定する
- 1. アクセス URL を設定する
- 接続先サーバの URI を設定します
- 2. Content データを設定する
- パラメータ名と業務データ(もしくは固定的な文字列)をセットします
- GET、POST(application/x-www-form-urlencoded) 等のメソッドを選択できます
- アクセス URL 内に業務データを埋め込む事も可能です
- サーバ側からのレスポンスを業務データ項目に格納する事も可能です
- ワークフロー基盤で HTTP通信の接続先が制限されていると、HTTPリクエストは送信されません
R2250: 業務データ埋め込み(HTTP)
R2251: リクエスト送信時のメソッド
R2253: カスタム HTTP ヘッダ
BPMNアイコン:メッセージ送信中間イベント(HTTP)
3. アクセス制限のある外部 API に対する HTTP リクエスト送信を設定する
- a. Basic 認証通信を設定する
- 接続先サーバを利用するための ID と Password を セットします
- b. OAuth 認可通信を設定する
- 接続先サーバとの自動通信を許可するための設定を行います
- 認証設定は[設定はこちらから]ボタンで開く別画面で設定します
- Questetra がクライアント側になる OAuth 通信は 2.0 仕様でのみ通信可能です
- ワークフローアプリからの HTTP 通信が、許可されたドメインのみに制限される
- "アクセストークン" は HTML header で送出されます (例: " Authorization: Bearer abcdefghijklmno " )
- OAuth 通信のレスポンスで 401 (Unauthorized) を取得した場合、アクセストークン再取得後に再リクエストされます
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