業務プロセスを定義するユーザ、業務プロセスに案件を流すユーザ、流れてきた案件に対応するユーザ、それらの案件進捗を監督するユーザなど、様々なユーザに対してユーザアカウントを発行する必要があります。全てのユーザアカウントは、システム特権である [ユーザ管理権限] を持つユーザによって追加されます。
1. Questetra が想定するユーザとユーザアカウントの関係について、概要を理解する
- a. メールアドレスログイン
- ログインID(認証ID)にユーザのメールアドレスを使う
- b. アカウント共有の禁止
- 複数ユーザで共有する様なユーザアカウントは原則として発行しない
- ログインIDが使用可能なメールアドレスになっている事を前提とする機能があります
- Google Workspace OpenID や SAML といったID連携を設定する場合にも、ユーザアカウントを登録します
2. ユーザアカウントを追加する
- a. 個別に追加する
- ユーザ名、アドレス、パスワード等を登録します
- b. 一括して追加する
- CSVデータで一括追加します
R3050: ユーザアカウントのプロパティ
R3051: CSV一括編集(ユーザ)の書式
システム設定 – ユーザ一覧
システム設定 – 役職一覧
- あらかじめ全ユーザが所属しうる組織ツリーが考察され、システム登録されている必要があります (M303)
- 全てのユーザアカウントは、1つ以上の [組織] に所属させる必要があります
- 組織に所属させた後、あらかじめ登録されている役職を付与できます
- CSVサンプルは、ユーザ一覧画面にある [全件ダウンロード] から取得する事が可能です
- CSV一括追加においてパスワード項目を空白にすると、初期パスワードが自動生成されます
- CSV一括追加において所属組織名の後ろに "!!役職名" を追記すると、その役職 として組織所属させる事ができます
- 参照:はじめての Questetra アプリ設計/ 第3章 複数のユーザが関わるアプリを動かす
3. ログインIDとパスワードをユーザに通知する
- a. 初期パスワードを伝える(個別追加)
- [ユーザ管理権限] 者が手動入力した初期パスワードを通知します
- b. 初期パスワードを伝える(一括追加)
- Questetra によって自動生成された初期パスワードを通知します
- パスワードを再表示する機能はありません (Questetra はパスワードのハッシュ値を格納します)
- パスワード忘れ者向け再設定方法を伝えることで "パスワード通知" に代えることも可能です
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