ワークフロー基盤に "登録できるユーザの数" (座席シート数)や "保存できるファイル総量" は、契約ライセンスに応じた上限が設定されます。タイムゾーンやデフォルト言語やパスワードポリシーも、ワークフロー基盤全体で設定されます。パスワードポリシーについてはシステム管理者自身で設定変更することも可能です。
1. ワークフロー基盤ごとの制限値について、概要を理解する
- a. シート数(座席数)
- 登録できるユーザアカウントの最大数
- b. 利用実績
- 登録アカウント数の推移
- c. ファイル容量
- 案件の添付ファイル(ファイル型データ)、オープンチャットへの添付ファイルの総量
システム設定 – システム概要
システム設定 – ライセンス
システム設定 – ファイルリポジトリ
- 年次支払プラン:ご契約のユーザー数の上限(シート数)が登録ユーザ数の制限値となります 登録ユーザ数が登録ユーザ数の制限値を超える操作(API 含む)はエラーとなります 登録ユーザ数が登録ユーザ数の制限値に達した場合、[ユーザ新規追加] のボタンは非表示となります
- 月次支払プラン:登録ユーザ数の制限はなく、利用実績に応じた料金が発生します
- 過去に削除されたユーザアカウントは、ユーザアカウントの数としてカウントされません
- 特別な契約においては、進捗中の全案件の数に対して上限が設定されている場合もあります
- ファイル容量制限は「シート数(年次支払プラン)またはユーザ数(月次支払プラン)に 30GB を乗じた値」(Professional)となります
- ファイル型でない案件データ(数値型データや文字列型データなど)について容量制限はありません
- 保存ファイルの総量は [ファイルリポジトリ] から確認する事ができます (M314)
- ファイル容量制限に達すると、新しいファイルを添付できなくなります
- ファイル容量制限に達すると、すべての [新規開始] がエラーとなります
2. ライセンスコストの無用な増加を防ぐべく不要なデータを削除する
- a. 不要なユーザアカウントを削除する
- 退職したユーザのユーザアカウント等を削除します
- b. 不要なファイルを削除する
- 古いファイルや高解像度の画像ファイル等を削除します
- ユーザアカウントを削除しても、案件データや案件ログ情報内のユーザ情報は複製保持されています
- Questetra の通信制限として、1度のアップロード操作は100MBに制限されます
3. ワークフロー基盤内で全ユーザに適用される共通設定について、概要を理解する
- a. アクセスURL
- ワークフロー基盤ごとに発行される専用のURL
- b. タイムゾーン
- マイタスクの処理時刻や社内 SNS への投稿時刻の記録に利用される標準時 (例:+9:00)
- c. デフォルト言語
- ユーザアカウント追加時にセットされるユーザ言語 (他:ログイン前画面の説明文)
- d. パスワードポリシー
- パスワードの設定時や変更時に求められる複雑さに関する設定
- e. 会社ロゴ
- 操作画面の左上に常時表示される画像、およびログイン前画像
- アクセスURLのサブドメイン(ホスト名)は有償契約時においてのみカスタマイズ可能です(2018年7月現在)
https://karasuma-oike-000.questetra.net/ -> https://newhostname.questetra.net/ - タイムゾーンやデフォルト言語は、ワークフロー基盤の構築時(お申し込み時)に設定されます
- 現時点においては、タイムゾーン設定の変更機能(サマータイム含)、デフォルト言語の変更機能はありません
- ユーザータイムゾーンとユーザー言語を変えることは可能です (M108)
4. パスワードポリシーについて、概要を理解する
- a. 複雑性ポリシー
- パスワードの長さ、含まれるべき文字種類、含まれる文字種類の数、再利用制限など
- b. 有効期限ポリシー
- パスワードの寿命 (ともなって、アカウントの無効化、アカウントの一時停止など)
- 「Questetra ではパスワードに有効期限を設定する機能は提供されてません
- ワークフロー基盤のユーザ管理権限保持者は、ユーザを指定してパスワードをリセットしたり、パスワード変更を強制したりできます
5. パスワードポリシーを設定する
- 1. 複雑性ポリシーを設定する
- 社内ポリシーに必要な複雑性にチェックを入れます (単要素認証)
- 「英大文字/英小文字/数字/記号」のうち、2種類以上の文字種の指定が必須です
- 必要最低文字数は指定文字種数によって自動で変動します
- 現時点で、Questetra 標準の認証機能では、パスワードの有効期間について設定する機能はありません
- 高度な本人確認を要する場合、要件を満たす認証システムとの連携が必要となります (M309、M310)
6. 会社ロゴを変更する
- a. ログイン前画面中央のロゴに独自の画像を適用する
- 画像ファイルをインポートします (ロゴ大:1MB までのJPG/GIF/PNG)
- 幅 500px x 高さ 375px を超える場合は縦横比が変わらないように縮小表示されます
- b. 操作画面左上のロゴに独自の画像を適用する
- 画像ファイルをインポートします (ロゴ小:横幅100px縦高30pxのJPG/GIF/PNG)
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