Questetra では、ワークフローを自動開始させることができる[Message Catch Event API]やユーザリソース・ワークリソース等を管理できる API が提供されています。[Message Catch Event API]は、各アプリ設計者が外部リクエストを受信するイベントを配置すると、それに対応するインターフェイスが新たに追加公開される仕組みになっています。システム管理者は、定期的に不必要な API が公開されていないか確認します。
1. Questetra の[Message Catch Event API]について、概要を理解する
- a. メッセージ開始イベント(HTTP)
- HTTP リクエストの受信により新案件が自動的に開始される仕組み
- b. 受信タスク(HTTP)
- 進捗中の特定案件にデータを追記される仕組み
- c. メッセージ開始イベント(フォーム)
- Web フォームへの投稿により新案件が自動的に開始される仕組み
- (d). メッセージ開始イベント(メール)
- メール受信により新案件が自動的に開始される仕組み
- 通信を待ち受ける[Message Catch Event API]は、業務プロセス定義(アプリ)の中で設定されます
- アプリ同士を接続する際にも有効です(プロセス接続のための API: M411-M414)
- [システム管理権限]を持つユーザは、全業務プロセス定義の API 公開状況を総覧できます
- 外部サーバへ HTTP リクエストを投げる[メッセージ送信中間イベント(HTTP)]についても総覧できます
2. 不必要な API を封鎖する
- a. 新規開始を一時停止する
- API を公開しているアプリを [一時停止] させます
- b. イベントアイコンを削除する
- API 公開の定義部分を削除した上で新バージョンとしてリリースします
- アプリを一時停止し新規開始を封鎖させる場合でも、進捗中の案件を進捗させ続ける事ができます
- 定義内容を変更し新バージョンとしてリリースしても、進捗中の案件は旧バージョンに従って進捗し続けます
- 業務プロセス定義を変更するには [アプリ管理権限] が必要です (M302)
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。