PDF の自動生成工程では "台紙 PDF" に 業務データが挿入される形で PDF が生成されます。もし、[システム管理権限] をもつユーザが当該 "台紙 PDF" をシステム登録しておけば、各アプリから参照設定できる様になります。モデリングの効率化や、PDF デザインの一元管理を実現できます。
1. 台紙 PDF ファイルの共通利用化を検討すべきケースについて、概要を理解する
- a. 統制されるべき台紙
- 請求書、内定書、認定証、など
- b. 書式を統一すべき書類の台紙
- 営業1課見積書と営業2課見積書、日本語参加証と英語参加証、など
- c. 書式統一感を出すべき書類の台紙
- 見積書と仮見積書、FAX 送付状と郵送送付状、など
- 自動処理工程 [PDF ファイル生成] で、業務データが差し込まれた PDF が生成されます (M228)
- 複数のアプリ定義から参照できるグローバルなファイルと特定のアプリ定義に閉じたローカルなファイルに大別されます
2. 台紙 PDF ファイルを複数のアプリから参照できる環境を提供する
- 1. PDF ファイルを登録する
- [アプリ共有アドオン] メニューから新規ファイルをアップロードします
- 2. PDF ファイルを更新する
- [アプリ共有アドオン] メニューから同じファイル名でアップロードします
- 登録できるアドオンのファイルサイズの上限は 20MB です
- 複数のアプリから参照可能なファイルを登録するには、[システム管理権限] が必要です
- 複数のアプリから参照可能なファイルは、アプリのエクスポート時に同梱されません
- アプリ内に閉じた PDF は、各アプリの [アドオン] として登録します
- アプリ内に閉じた PDF は、[アプリ管理権限] を持つユーザ自身によって登録されます
- 現時点では、歴代のファイルを確認する方法はありません
Fig. 自動生成された PDF のイメージ(赤文字にて表現)
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。