"文字数とハッシュ値を取得する" といった処理工程を自動化したい場合、標準の[サービス工程]や[イベント]だけでは表現できません([スクリプト工程]を利用することになります)。しかし、予め "文字数カウント-addon.xml" や "経過時間計算-addon.xml" といった[アドオンXML]をインポートしておけば、簡単に処理工程の自動化を実現することができます。(Service-Task Addon)
1. 標準で組み込まれている自動工程について概要を理解する
- a. 数値演算の自動化 (M227)
- 式の設定だけで自動代入されます (例:
#q_numeric1 * 1.08
) - b. 日付演算の自動化 (M227)
- 式の設定だけで自動代入されます (例:
#today.addDays(-7)
) - c. 文字列生成の自動化 (M227)
- 式の設定だけで自動代入されます (例:
xyz-#{#format(#q_datetime, 'yyyy-MM-dd')}
) - d. PDF生成の自動化 (M228)
- "挿込ID" がセットされた[台紙PDF]を用意します
- e. Google Drive へのファイル保存の自動化 (M229)
- "保存先フォルダ" と "ファイルオーナー" を設定します
- Script をセットして使う[スクリプト工程](スクリプトタスク)も万能型の自動工程と言えます (M230)
2. 追加したい自動工程の定義ファイルを組み込む
- 1. アドオンXMLを取得する
- 必ず信頼できるサイト(信頼できる発行元)からダウンロードしてください
- 2. インポートする
- [アプリ詳細]>[アドオンの管理]
- 登録できるアドオンのファイルサイズの上限は 20MB です
- システム特権があれば、全アプリで利用可能なアドオンとして追加可能です(最大40個)
- Questetra社が公開している定義ファイルはコチラ
- 見つけられない場合、新たに[アドオンXML]を自作することも可能です (M416)
3. アイコンが利用可能になっていることを確認する
- 1. 業務プロセスの編集モードにする
- プロセスモデラーを立ち上げます([アプリ詳細]>[編集])
- 2. 追加されていることを確認する
- パレットの工程アイコン(タスクアイコン)に追加されます
- 3. コンフィグ画面を確認する
- アイコンを Drag&Drop して配置し、ダブルクリックします
- [アプリ共有アドオン]に登録されているアドオンは、全アプリから利用することができます
- プロパティ画面にてアドオン名称にマウスカーソルを移動させると、アドオンのバージョン(last-modified の日付)がツールチップ表示されます
R2252: OAuth トークン取得手順
R2272: EL式による文字列としての出力(データ設定式)
システム設定 – アプリ共有アドオン
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