"複数のメールを送信する" や "複数のPDFを生成する" といった繰り返し処理が必要な場合には、[自動工程]や[イベント]だけで構成されるループ構造(ヒューマン工程の無いループ構造)を検討します。アドレスやファイル名一覧といったリストデータは、複数行文字列型に格納されるようにする等の工夫が必要となります。 (スクリプト工程)
1. 配列情報の格納方法について、概要を理解する
- a. 複数行文字列のデータ
- 1行1行に(改行で区切って)、文字列を格納させます
- b. テーブル型のデータ
- テーブル型データ内の文字型データに文字列を格納させます
- 他にも、単一行文字列型へのコンマ区切りや、チェックボックス選択などでの配列情報管理が考えられます
2. 配列情報をループ内で呼び出す方法について、概要を理解する
- 1. 配列情報を参照する
- スクリプト工程を使って配列情報を参照し、必要なデータを取得します
- 2. 参照した情報をセットする
- たとえば "メール送信先" といったデータ項目にセットします
- 3. セットされた情報でイベント等を実行させる
- たとえば "メール送信" といったイベントを配置します
- 4. 繰り返し条件を確認する
- 繰り返し回数や時間制限などで、ループ終了条件を判定させます
- 利用規約の "禁止事項" により、メール配信代行のような業務には利用できません
- 工程での処理数(自動工程、ヒューマン工程、各種イベント)が500ステップを超えてしまった場合、途中エラーとなります
Z. 追加情報: 再帰的に繰り返されるワークフロー
- a. リストをデキューして再帰的に処理を呼び出す
- 複数行文字列にセットされたリストをデキュー後、自アプリを再起呼び出しします
- 「複数行文字列, 先頭行をデキュー」アドオンの利用が便利です
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