[掲示板型データ]は少し変わったデータ型です。[文字列型(複数行タイプ)]の場合は下流工程で全てを書き換える事ができますが、[掲示板型]の場合は 追記 しかできません。また[掲示板型]への書き込みは、その書き込み時刻とユーザ名が自動的に追記されます。案件内のコミュニケーションや状況記録に活用できます。
1. [掲示板型データ]の活用シーン
- a. 社内コミュニケーション
- その案件特有の注意事項や、その案件についての激励文を書きこむ
- b. 非定形情報の記録
- データフォーマットとして予め規定しづらい備考情報や参考情報を記入する
- c. 過程の記録(単工程1人)
- その案件に関して行った行動を時系列で記録する (例:「仕様を電話で確認」)
- d. 過程の記録(単工程複数人)
- 複数人の意見を記録する (例:"チームスイムレーン" 上の協調処理)
- e. 過程の記録(複数工程複数人)
- 変化する情報を各工程で追記する (例:「イベント当日の気象予報」)
2. [掲示板型データ]に入力する
- 1. 入力エリアに記入する
- 表示エリアの下にある記入エリアに書き込みます
- 2. 送信ボタンを押す
- 追記時刻と入力者名が自動で記録されます (表示エリアが更新されます)
- 他のデータ型と異なり[送信]ボタンによってデータが保存されます (サーバ側にデータが送信されます)
- ひとつのマイタスク処理中に、複数回に分けてデータ送信(データ保存)する事も可能です
- 他項目のデータを送信する際に掲示板型の 入力エリア に未送信データが残っていれば併せて送信します
- スマートフォンからの入力時には[送信]ボタンがありません (全体送信と同時に送信されます)
3. [掲示板型データ]の制限および工夫
- 1. 業務コミュニケーション
- 従来はメールで行われていた様な案件クローズドな業務コミュニケーションが、簡単に実現できます
- 2. 一括ダウンロード
- 掲示板型データは CSV や Excel 形式での、一括ダウンロードに対応しています
- 3. 社内オープンなコミュニケーション
- 社内オープンなコミュニケーションは、社内 SNS[オープンチャット]が効果的です (投稿例:「#p1234」 )
- 表示情報はリアルタイムに更新されません (同時書き込みが想定されるケースでは注意が必要です)
- 内容の編集や部分削除はできません (案件データの削除時には完全削除されます)
- 過去の案件データを[再利用開始]する際、掲示板型データの内容は複製されません
- 掲示板型データに対して "初期値" (既に入力されている状態)は設定できません
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