引き受け候補者の設定を "データ項目X(ユーザ型)で指定されたユーザ" のみに限定すれば、そのスイムレーン内の処理は指定されたユーザが担当する事になります。例えば "汎用作業依頼フロー" において、"依頼先(ユーザ型)" に入力されたユーザが、第2スイムレーンの処理 "依頼に応える" などを担当する事になります。
1. 処理者指名の活用シーンについて、概要を理解する
- a. ノイズの局所化
- 振り分け担当者が受信FAX画像の宛先を見て、関係者にのみ回付する
- b. 適性の判断
- クレームの内容を見た上で適性のある回答者を指名する
- c. 負荷の分散
- 上司が全スタッフの仕事量を考慮して案件処理者を任命する
- d. 納期の短縮
- 振り分け担当者が素早く処理者を指名する (全工程の所要時間短縮を図る)
- e. 仮運用
- 処理を引き受ける社員属性が定義されていない工程を仮運用する
- 申請者が決裁者を指名する様なフローでは、「決裁ルール」 が守られないリスクが増大します
- 指名や任命がスムーズでなくなると、全体所要時間の延長に直結してしまいます
2. 業務データが参照されるように設定する
- a. ユーザ型データ参照
- 振り分け担当者が受信FAX画像の宛先を見て、関係者にのみ回付する
- b. 組織型データ参照
- 組織型データで指定されている組織スタッフが下流工程を担当するように設定する
- 案件が工程に到達した際に、ユーザデータ等がセットされていない状態であれば、進捗エラーとなります
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