各工程は原則として引受候補者の中の1名が担当し、その1人が入力画面にデータを入力します。しかし "監査委員が質問を入力する" や "何人かで意思決定する" と言った様な複数人の処理手順が明確でない工程も稀に存在します。[チームスイムレーン] は無理な工程分解を回避し、引受候補者全員による協調処理を実現できます。
1. チームスイムレーンの活用シーンについて、概要を理解する
- a. 手順未定義の処理
- 案件の内容に応じて、対応者と対応者数を合議的に決める(例:"提案公募審査")
- b. 組織意思の醸成
- 会議体での議論を行う前に反対意見をあつめる(スピード重視案件は内定させる)
- c. 複数人での議論
- 課題が解決するまで、チーム全員に議論を求める
- d. 代理処理
- 便宜上は責任者1人の行為として処理するが、代行者が一部もしくは全部を支援する
- [チームスイムレーン]は、国際標準記法 BPMN を拡張した Questetra 独自の定義書式です
2. チームスイムレーン上の工程について、概要を理解する
- a. 案件の割り当て
- 案件が到達すると、引受候補者全員の[マイタスク]一覧に案件が表示されます
- b. 処理の完了
- 誰かが処理を完了させると、引受候補者全員の[マイタスク]一覧から消えます
- 一部のデータ項目のみを入力したい場合は、入力後に[保存して中断]を選択します
- データ入力が競合すると、最終保存者の入力のみが記録されます
- テキスト追記できる[掲示板型]のデータ項目が有効です
- 処理担当者の全員に処理完了を求めるオプションも利用できます
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