ワークフロー基盤へのログインに成功した履歴、ログインに失敗した履歴、あるいは同時ログインによる強制ログアウト履歴などが記録されます。また各アプリに流れた案件の進捗履歴も、その詳細な時刻が記録されます。システム特権をもつユーザであっても、ログ記録の削除や修正はできません。
1. 監査用ログデータの要件について、概要を理解する
- a. 網羅性
- モレや重複がない (部分的な削除といった操作が行えない仕組みになっている)
- b. 正確性
- 正確で間違いが無い (転記ミスや人為ミスといった可能性が極力排除されている)
2. Questetra における監査用ログデータの種類について、概要を理解する
- a. システムログ
- いつ誰が Questetra にログインしたかを記録する監査用ログ
- b. プロセスログ
- 各案件がいつどの工程に到達し、誰によって引き受けられたのかを記録する監査用ログ
- システムログやプロセスログは、逐次自動追記され、特権ユーザであっても削除編集できません
- システムログやプロセスログ(監査用ログ)の閲覧には [システム管理権限] が必要です
- システムログには、認証および認証連携の記録が追記されます (Basic 認証通信を含む)
- プロセスログには、工程到達や引受の情報、あるいはデータ編集や削除といった情報が記録されます
- 現時点では、業務プロセス定義(アプリ)の更新に関する削除不能なロギング機能はありません
3. 監査用ログをチェックする
- a. システムログをチェックする
- 対象のログ日時を絞り込み、リスト一覧します
- b. プロセスログをチェックする
- 対象のログ日時もしくは案件 ID を絞り込み、リスト一覧します
システム設定 – システムログ
システム設定 – プロセスログ
- 日常業務において個別の案件進捗を確認する際は、各案件の詳細画面から確認します (M105)
- 特定業務の自動処理工程について、案件横断でのログ一覧も可能です(工程のプロパティ設定画面から)
- リスト一覧されたログは、CSV 形式(UTF-8)にてエクスポートできます (10000件まで)
- 現時点では、パターン分析による自動警告といったログ検知機能はありません
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