「Google スプレッドシート: 行追加」でエラーが発生する
回答済みプロセス100件中で2~3件ほど下記のエラーが発生します。解決のヒントをいただけないでしょうか。
{ "error": { "code": 500, "message": "Internal error encountered.", "status": "INTERNAL" } } スクリプトエラーが発生しました。 Can't get sheet information. status: 500 at line number 74
{ "error": { "code": 500, "message": "Internal error encountered.", "status": "INTERNAL" } } スクリプトエラーが発生しました。 Failed to append data. status: 500 at line number 96
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(Advanced 以上のワークフロー基盤に)標準で組み込まれている「Google スプレッドシート: 行追加」を利用していて、エラーが発生するということですね。
この自動処理工程では、Google Sheets API v4 が利用されています。
「500 エラー」が発生しているとのことで、インターネットで検索したところ、次のような情報がありました。https://tk-thunder.hateblo.jp/entry/2019/09/10/091125
https://stackoverflow.com/questions/44058801/getting-500-error-consistently-on-google-sheets-apiGoogle スプレッドシート側で「円グラフ」や「ピポットテーブル」があると API が正常に応答しないケースがあるようです。今回のケースに当てはまるかどうかはわかりませんが、一度ご確認ください。
以下、一般的な内容とはなりますが、自動処理工程におけるエラー発生時の対応について記載します。
◆ 問題解決の糸口となる情報
エラー通知メールや個々のプロセスの自動処理ログ以外に、次の情報が原因究明の手掛かりになる場合がございます。
- 相手側サービスの情報
今回の場合は、Google の API ダッシュボード
https://console.cloud.google.com/apis/dashboard - 対象工程(ノード)の一連の自動処理ログ
.../PMM/ProcessModel/{アプリID}/Node/{ノード番号}/view
アプリ詳細画面 > ワークフロー図 > 対象工程のプロパティ > 右上の虫眼鏡アイコン、から表示可能
例えば、相手側サービスのレスポンス遅延が大きい時間帯にエラーが多かった場合は、レスポンス遅延の影響によりエラーが発生した可能性が高いです。
(Questetra の自動処理工程は、30秒でタイムアウトとなります。)
◆ エラーへの対応方法エラー発生時に「何もしない」というのもひとつの対応策ではありますが、「エラー境界イベント」を利用すれば、エラー発生時の処理フローを分けることが可能です。
エラー境界イベントからのフローの接続先をヒューマンタスクにすれば、エラー発生時は人が確認して、内容に応じた対応を行うことができます。一方で、自動処理工程を再処理するようにフローを接続すれば、エラー発生時に自動的に再処理を行うことも可能です。
ただ、相手側サービスがトラブルの場合などは、再処理を行っても常にエラーとなってしまう可能性もあるので、「一定時間後に繰り返す」「繰り返し回数に上限を設定」といったアイデアもご検討ください。
- 相手側サービスの情報
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