メール送信イベント[メッセージ送信中間イベント(メール)]をフロー図の途中に配置すれば、案件が通過するたびに自動メールが送信されるようになります。その自動メールには上流工程で入力された業務データを挿し込む事も可能です。例えば "予約受付プロセス" で確定した予約内容を、お客様(予約者)に自動送信することができます。
1. メール送信の活用シーンについて、概要を理解する
- a. 社外向け
- お客様の名前が自動的に挿し込まれたメールを送信し、来店を促す
- b. 社内向け
- 受注確定と同時に受注情報の一部を挿し込んだメールを部門内配信し、情報共有を図る
2. メール送信を設定する
- a. ヘッダ情報
- "宛先"(To/Cc/Bcc)、"件名"(Subject)、"送信元"(From)の各項を設定します
- b. 本文情報
- 自動送信されるメールの文面部分を設定します
- データ項目のフィールド名を利用して項目の値を挿入することができます(例:”受信日時は#{#q_datetime}です。)
- 挿入できる値は文字型データ項目への代入に準拠します
- ワークフロー基盤が管理する[システム変数]の挿し込みも可能です (例: ${var[applicationRoot]} )
- 標準仕様(RFC5322)に準拠しないアドレスはエラーとなります (例: "連続ピリオドを含むアドレス" )
- MIME エンコード後のメールサイズが 10MB を超えるメールはエラーとなります
- "メール配信代行" 等にはご利用できません (SaaS 利用規約)
- ご利用ドメインの SPF レコード設定が必要となる場合があります (Sender Policy Framework)
R2240: メールの宛先に指定できる項目
R2272: EL式による文字列としての出力(データ設定式)
R2241: SPF設定
BPMNアイコン:メッセージ送信中間イベント(メール)
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