Drive自動保存[サービスタスク(Googleドライブ:ファイルアップロード)]をフロー図の途中に配置すれば、案件の到達と同時にファイル型の業務データが Google ドライブに自動保存されるようになります。例えば、"上司承認が済んだ請求書PDF" を自動的に Google ドライブに転送する事ができます。
1. Drive 自動保存の活用シーンについて、概要を理解する
- a. 内部記録
- 上流で生成されたPDFをバックアップする (例: "立替金内訳書"、"請求書")
- b. 一元管理
- ローカル保存せずドライブファイルを直接メールする (例:"企画書"、"提案書")
- c. データ選定
- 上流工程で選定された画像のみドライブに格納する (例:"Web素材画像")
2. Drive 自動保存を設定する
- 1. 保存先フォルダ設定
- フォルダIDにて設定します
- 2. ファイルオーナー設定
- 自動保存されるファイルのオーナー(G Suite ユーザ)を指定します
(※ 2020年10月に「G Suite」の名称は「Google Workspace」に変更されました) - 3. 保存ファイル情報の格納設定
- ファイルID/表示URL/ダウンロードURLの格納先データ項目を指定します(任意)
- 4. エラーログ格納設定
- 通信エラーログ格納先のデータ項目を指定します(任意)
- フォルダIDは、次のGoogleドライブフォルダのURLの {id} の部分の文字列です
- https://drive.google.com/drive/u/0/folders/{id}
- 保存先フォルダの設定が空の場合は "マイドライブ" の直下に保存されます
- オーナーは、Google ドライブとの連携設定([アカウント設定]>[Google 連携])が有効になっている必要があります
- エラー発生時には、[コントロール権限]を持つユーザにエラー内容が通知されます
R2272: EL式による文字列としての出力(データ設定式)
R3081: 他の情報ソースからのプライバシー収集
R3082: お客様同意がある場合のプライバシー共有
BPMNアイコン:サービスタスク(Google ドライブ: ファイルアップロード)
Z. 追加情報:ファイル保存先となるフォルダを自動作成する
サービスタスク(Googleドライブ:フォルダ作成)を配置することで、ファイルの保存先となるフォルダを自動作成することができます。
- 1. 作成するフォルダの親フォルダを指定
- 親フォルダのフォルダIDにて設定します
- 2. フォルダオーナー設定
- 自動保存されるフォルダのオーナー(G Suite ユーザ)を指定します
- 3. フォルダ名称の設定
- 作成するフォルダの名称を設定します
- 4. 作成フォルダ情報の格納設定
- フォルダID/表示URLの格納先データ項目を指定します(任意)
BPMNアイコン:サービスタスク(Google ドライブ:フォルダ作成)
- 親フォルダの設定が空の場合は "マイドライブ" の直下に作成されます
- オーナーは、Google ドライブとの連携設定([アカウント設定]>[Google 連携])が有効になっている必要があります
- エラー発生時には、[コントロール権限]を持つユーザにエラー内容が通知されます
X. ブログ記事
- 2019-01-23: ワークフローから Google ドライブを活用する
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