"各事業部での人事考課アプリ" や "各子会社での請求書発行アプリ" など、同じ最終成果物に至るものの、そのワークフローアプリが統一(標準化)できない場合が少なくありません。最終的なデータを集約させるための下流ワークフローアプリを稼働させておくことで、それらの情報を集約管理することができるようになります。(Message Catch Event API)
1. データ集約の活用シーンについて、概要を理解する
- a. 上流フローの自由化
あえて統一せず、各部門それぞれの改善活動に委ねることができます
- b. データの閲覧権限制御
自部署の処理データについてのみ全件閲覧させたい場合にも有効です
- 申請経路の自由化やデータ閲覧特権の付与は "部門自治" を高めることにつながるとも言えます
2. 下流ワークフローアプリ(呼び出される側)を設計し運用する
- 1. 起動フォーマットを公開する
自動開始させるためのフォーマット(API)を関連部署に公開します
- 編集保存後、一度稼働状態にすることで、自動開始パラメータ(起動フォーマット)が確定します
- ワークフローアプリの ID や業務データのパラメータ名を呼び出す側の設計者に連絡します
- 呼び出す側の設計者自身も[メッセージ送信中間イベント(HTTP)]内の接続先候補にて確認できます
- [システム管理特権]を持つユーザであれば、[アプリ外部連携]からも確認できます
BPMNアイコン:メッセージ開始イベント(HTTP)
R2210:データ受信用パラメータの命名規則
R2212: HTTP リクエスト受信エラー時の XML フォーマット
3. 接続元(呼び出す側)を設計する
- a. 接続先の自動開始 URL
https://karasumi-shijo-000.questetra.net/System/Event/MessageStart/123/0/start
- b. 接続先のセキュリティ鍵
接続先アプリのセキュリティ鍵(key)を指定します
- c. 受け渡しする業務データ
必要に応じて接続先の "受信パラメータ名" を指定し、送信する値を指定します
- 同一ワークフロー基盤の場合 "${var[applicationRoot]}System/Event/MessageStart/123/0/start" で代用可能です
- 上のURLのうち
- 123:接続先のアプリ ID (processModelInfoId)
- 0:接続先アプリの開始ポイント(nodeNumber)
- 同一ワークフロー基盤の場合[サービスタスク(子ケース開始)]を使用して簡単に設定することもできます
BPMNアイコン:メッセージ送信中間イベント(HTTP)
BPMNアイコン:サービスタスク(子ケース開始)